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介護専門学校の現状

介護専門学校の現状

年度 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30 平成31年
学校数 406校 379校 401校 396校 386校
入学定員数 18,041人 17,769人 16,704人 15,891人 15,506人
入学者数 10,392人 8,884人 7,752人 7,258人 6,856人
委託訓練生 1,911人 1,626人 1,435人 1,307人 867人
外国人 17人 94人 257人 591人 1,142人
その他日本人 8,464人 7,164人 6,060人 5,360人 4,847人
定員充足率 57.5% 50.0% 46.4% 45.7% 44.2%

◆入学者数は平成30年度を底に平成31年(令和元年)以降微増となっている。
◆その他日本人(新卒)は、4,500人減少(委託訓練生も1,200人減少)
⇒ 日本人の介護離れ
⇒ 専門学校の魅力低下(国家試験受験が必須になった)
◆外国人が増えている
⇒ 介護専門学校は日本人が集まらないため、外国人を増やしている

介護事業者が介護人材の採用のために行う活動として、介護専門学校を訪問し求人票を配布するまたは送付するということは当然行われていると思いますが、実際に採用できたかというとほとんどの事業者が採用出来ていないのではないかと思われます。

その理由は上記に挙げた表が全てを物語っています。
平成26年と比べ令和2年度入学生のうち新卒学生はほぼ半減しています。
都内のある介護専門学校には毎年延べ1万人分の介護福祉士向けの求人票が届いており、就職課の先生方も毎日山のように届く求人票をファイリングすることに追われ、学生たちはその全てに目を通すことはありません。

また、着目すべきは、学校数の減少であり、平成26年と比較し、約60校(14.5%)減少していることがわかります。
そのほか、平成31年(令和元年)以降、2年続けて入学者数に対する留学生の割合は約30%となり、3人に1人は留学生になっています。

この状況を「5年後の介護現場の状況である」というには少々極論気味ではありますが、否定もしきれないのではないでしょうか。

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