活動報告

介護専門学校の留学生トラブル例

メディカルシステムサービスでお付き合いのある介護専門学校からの聞き取り調査だけでも様々な事例があります。
多くは、安易に日本語学校からの紹介を受けたり、自己応募した留学生を入学させた結果起きている事象と言えます。
外国人留学生の受け入れにおいては医療介護事業者による「奨学金プログラム」のようないわゆる「ひも付き留学生」を受け入れることが無難です。

介護専門学校で起きている留学生に関するトラブル例

◆ 学費の未納

留学生は週28時間のアルバイトしか認められず、アパート代、食費、通信費等で7、8万円程度の生活コストが発生します。親からの仕送りが無い場合、自費で学費を捻出することは不可能です。

◆ 学校に来ない

もともと介護専門学校で学ぶ気がなく、アルバイトをして稼ぐために進学したような留学生は、学校に在籍だけして規定を超えた時間のアルバイトをしている場合があります。

◆ 失踪

偽造在留カードを入手したり、不法就労をあっせんするブローカーなどからの手引きにより、魅力的な仕事を見つけた場合、また、ビザの不交付により帰国せざるを得なくなったときに失踪するケースが発生します。

◆ ビザ更新時の不交付

ビザ更新時に日本語学校時代のアルバイトに関する調査が行われ、その結果、不法就労の実態が明るみになり、ビザ更新が不交付となることがあります。近年は全国的にこの事象が多発しています。

◆ その他

他にも、妊娠、学業不振といった理由でのトラブルもあります。

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